東の衆(読み)ヒガシノシュウ

デジタル大辞泉 「東の衆」の意味・読み・例文・類語

ひがし‐の‐しゅう【東の衆】

室町幕府将軍に拝謁するとき、東向きの縁から出仕した典薬頭外記げき官務など。ひがしのしゅ。→西の衆

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精選版 日本国語大辞典 「東の衆」の意味・読み・例文・類語

ひがし【東】 の 衆(しゅう・しゅ)

  1. 室町幕府で将軍に拝謁する時、東向きの縁から出仕した人々。将軍に近い人々をさすという。
    1. [初出の実例]「御対面之次第は、先武家之衆、其次東之衆」(出典:長祿年中御対面日記(15C後)正月一二日)

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