西の衆(読み)ニシノシュウ

デジタル大辞泉 「西の衆」の意味・読み・例文・類語

にし‐の‐しゅう【西の衆】

室町幕府柳営りゅうえい内で将軍に謁見するとき、西向きの縁から出仕することに決まっていた門跡摂家清華の人々。→東の衆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「西の衆」の意味・読み・例文・類語

にし【西】 の 衆(しゅう・しゅ)

  1. 室町幕府で、営中で将軍に謁見する時、西向きの縁から出仕することに決まっていた、門跡・摂家・清華の人々。
    1. [初出の実例]「其後護持僧以下、是は西の衆也」(出典:長祿年中御対面日記(15C後)正月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android