東下駄(読み)あずまげた

精選版 日本国語大辞典 「東下駄」の意味・読み・例文・類語

あずま‐げたあづま‥【東下駄】

  1. 〘 名詞 〙 畳表をつけた樫(かし)薄歯の婦人用の下駄。寛永年間(一六二四‐四四)、吾妻という遊女がはきはじめたところからの名という。
    1. [初出の実例]「三四人の若衆、〈略〉日和下駄或は東下駄、足駄などをはきて」(出典:人情本・春色袖之梅(1837‐41)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android