東新居遺跡（読み）ひがしあらいいせき

日本歴史地名大系 「東新居遺跡」の解説

東新居遺跡
ひがしあらいいせき

[現在地名]一宮町東新居

大石（おおいし）川扇状地の扇端部、標高約三八八メートルに立地する平安時代末期の集落跡。中央自動車道建設に伴う事前調査として、昭和五四年（一九七九）から同五五年にかけて五六〇〇平方メートルが発掘調査され、平安時代の住居跡一〇軒と時期不明の土壙六基が確認された。遺物は平安時代の土器・石器のほか、縄文時代前期の土器も出土している。確認された住居跡のうち九軒までが平安時代でも末葉に位置づけられる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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