kotobank > 板倉勝重とは
板倉勝重【いたくら・かつしげ】
6件の用語解説(板倉勝重で検索)
朝日日本歴史人物事典の解説-
生年:
天文14 (1545)
没年: 寛永1.4.29 (1624.6.14)
江戸前期の初代京都所司代。幼少時に出家したが,父好重らが討死したため,還俗して家を継ぐ。天正14(1586)年9月,徳川家康が駿府城に移ったとき,駿府の町奉行を務め,同18年8月,関東に移ったときは,関東の代官,小田原の地奉行,江戸の町奉行を兼任。慶長6(1601)年9月,米津清勝らと共に京都の町奉行となる。同8年2月,家康将軍宣下のとき,伊賀守に叙任,京都所司代となった。同14年加増され,都合1万6610石。当時京都や畿内は豊臣氏の勢力範囲であったから,豊臣氏の奉行らと協力しながら,検察や裁判を行うとともに,豊臣氏や西国大名の動静を家康に報告していた。また,若手公家と宮中女官の密通事件(猪熊事件)を契機に朝廷の監察をも行い,同17年からは,公家諸法度,勅許紫衣・諸寺入院法度の制定に参与,京都における徳川勢力の伸張の立役者となった。豊臣氏滅亡後は,名実ともに幕府の西国における総責任者となり,秀忠の娘東福門院和子の入内のときは,内裏造営の総責任者を務めた。勝重は,徳川氏勢力の弱体な京都に小身の大名として派遣されたので,非常に細心な注意を払って行政に当たった。その政治や裁判は,『板倉政要』という書物に記録されているが,卓越した政治手腕と名裁判官ぶりがうかがえる。京都堀川の自邸で没す。妻は粟生永勝の娘。<参考文献>『京都の歴史』4巻
(山本博文)
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版の解説-
いたくらかつしげ【板倉勝重】
1545‐1624(天文14‐寛永1)
江戸初期の譜代大名。京都所司代。三河国額田郡に生まれ,幼年出家し香誉宗哲と称したが,父と兄が戦死したため1581年(天正9)還俗し家を継いだ。86年,徳川家康が駿府に居を移したとき,駿府町奉行となり,90年家康の関東転封に際しては,駿府での業績を買われ江戸町奉行となり,関東代官を兼ねた。ついで1601年(慶長6)京都所司代となり,03年に家康が征夷大将軍に就任すると同時に,従五位下伊賀守に叙任された。・・・
▼板倉勝重について記述のある項目
所司代【しょしだい】 板倉氏新式目【いたくらししんしきもく】 本朝桜陰比事【ほんちょうおういんひじ】
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。
All Rights Reserved. Copyright(C)2012, Hitachi Solutions, Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説-
板倉勝重 いたくら-かつしげ
 
1545-1624 織豊-江戸時代前期の武将。
天文(てんぶん)14年生まれ。禅僧であったが,父好重と弟(兄とも)定重の戦死により還俗(げんぞく)して家督をつぎ,徳川家康につかえる。駿府(すんぷ)・江戸の町奉行をへて,慶長8年京都所司代となる。以心崇伝とともに公家・寺社の統制をはかり,朝廷や西国への徳川政権の勢力浸透につとめる。近江(おうみ)・山城などに1万6000石余を領した。寛永元年4月29日死去。80歳。三河(愛知県)出身。
【格言など】国を治むるには,方(かく)なる器に味噌を入れ,丸き杓子にて取る様に行ひ給ふことよし(池田光政への助言)
この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2009.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。収録人物のデータは2009年1月20日現在のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
百科事典マイペディアの解説-
江戸初期の譜代大名。徳川家康に仕え,駿府町奉行(ぶぎょう),江戸町奉行(関東郡代を兼任)を経て,1601年京都所司代に起用された。大坂の陣では豊臣氏対策に重要な役割を果たし,また朝廷への幕府権力拡大に努めて名所司代と称された。
(1545-1624)
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。
All Rights Reserved. Copyright(C)2008,2010, Hitachi Solutions ,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです
デジタル大辞泉の解説-
いたくら‐かつしげ 【板倉勝重】
[1545~1624]江戸初期の幕臣。徳川家康に信任され、駿府(すんぷ)町奉行・江戸町奉行・関東郡代・京都町奉行・京都所司代を歴任。
この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
大辞林 第三版の解説-
いたくらかつしげ【板倉勝重】
(1545~1624) 江戸初期の幕臣。三河の人。都市行政に才幹を発揮し駿府町奉行・江戸町奉行を歴任。1601年以後18年間京都所司代を務めた。
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
板倉勝重に近い言葉→板倉勝彪|板倉勝尚(2)|板倉勝巳|板倉勝宣|板倉勝清|板倉勝静|板倉勝尚(1)|板倉勝正|板倉勝承|板倉勝暁
板倉勝重の関連情報
ニュース検索
- 【53】 第5章 近世の根来寺(2012-1-25)
「板倉勝重」に関連するTwitter- Powered by twitter
ショッピング検索
「板倉勝重」のスポンサー検索



