デジタル大辞泉 「板賃」の意味・読み・例文・類語 いた‐ちん【板賃】 1 版木はんぎを彫る料金。「黄楊つげはかへって―桜に五割増ぢゃといふ」〈浮・元禄大平記〉2 版木の使用料。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「板賃」の意味・読み・例文・類語 いた‐ちん【板賃】 〘名〙① 板木の彫刻料。※浮世草子・元祿大平記(1702)五「黄楊はかへって板(イタ)ちん桜に五割増じゃといふ」② 板木の使用料。※高野山文書‐文安二年(1445)五月二三日・三所十聴衆評定事書案「一、於二板ちん之料足一者、箱をさし、じゃうをさして」 はん‐ちん【板賃】 〘名〙 板木の彫刻料。印板を彫る手間賃。※蔭凉軒日録‐永享八年(1436)五月三〇日「法華新板置二当院一。而無二板賃一、而可二印写一之旨被レ命」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報