林助(読み)りんすけ

朝日日本歴史人物事典 「林助」の解説

林助

没年:文久3.1.14(1863.3.3)
生年:生年不詳
幕末京都町役人。文久3(1863)年,尊攘派志士約20名が大宮通御池上ルにあった町役人長屋を襲撃したときに,逃げ遅れて殺害された。安政大獄への報復に始まった尊攘派による暗殺対象は,ここに広く反対派にまでおよぶに至った。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林助」の解説

林助 りんすけ

?-1863 幕末の町役人。
京都所司代などによる探索に協力的であったとして尊攘(そんじょう)派の恨みをかい,文久3年1月14日京都の自宅で暗殺された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android