果鱗(読み)かりん(英語表記)seminiferous scale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「果鱗」の意味・わかりやすい解説

果鱗
かりん
seminiferous scale

種鱗,実片ともいう。マツ科ナンヨウスギ科など球果植物の雌花穂を形成する鱗片。2枚の鱗片から成り,それらは合着しているか,一部分または全体が離れている。この上に胚珠を生じる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android