枯骨(読み)ココツ

デジタル大辞泉 「枯骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐こつ【枯骨】

死人の朽ち果てた骨。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「枯骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐こつ【枯骨】

〘名〙 死後日数を経て白骨化した骨。また、それに似たもの。〔落葉集(1598)〕
浄瑠璃阿彌陀本地(1644)五「けぶりたゆれば、ここつとってくびにかけ、なみだと共に立出」 〔漢書‐尹賞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「枯骨」の読み・字形・画数・意味

【枯骨】ここつ

しかばね。〔列子楊朱〕伏羲已來三十餘、賢愚好醜、敗是否、滅せざる無し。但だ遲(ちそく)ののみ。一時の毀譽(きよ)を矜(ほこ)り、以て其の形を焦し、死後數百年中の餘名を(もと)むるも、豈に枯骨を潤(うるほ)すに足らんや。

字通「枯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android