柳筥(読み)ヤナイバコ

デジタル大辞泉 「柳筥」の意味・読み・例文・類語

やない‐ばこ【×筥】

柳の細枝を編んだ箱。また、柳の木を細長く三角に削って寄せ並べ、生糸こよりで編んだふたつきの箱。すずり・墨・筆・短冊や冠などを納めた。後世、蓋の足を高くして台として用い、冠・経巻などをのせた。やないば。やなぎばこ。

やなぎ‐ばこ【柳×筥】

やないばこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柳筥」の意味・読み・例文・類語

やない‐ば【柳筥】

〘名〙 「やないばこ(柳筥)」の略。〔書言字考節用集(1717)〕

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