格子太夫(読み)こうしだゆう

精選版 日本国語大辞典 「格子太夫」の意味・読み・例文・類語

こうし‐だゆう カウシダイフ【格子太夫】

〘名〙 遊女等級一つ。「こうし(格子)⑥(イ)」の異称。江戸新吉原で、太夫が年々少なくなるにつれて、次位格子の格が高くなったところから出た称。太夫格子。
浮世草子好色敗毒散(1703)五「三谷に茂川といふ格子大夫、客を見れば呃(しゃくり)の出る病」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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