デジタル大辞泉
                            「框」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    かまち【框】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 ( 「かまち( )」と同語源 ) )」と同語源 )
- ① 物の外枠の木。多く、戸・障子などの建具の枠木をいい、転じて、一般的に物の枠についてもいう。〔名語記(1275)〕- [初出の実例]「青銅の框を嵌めた眼鏡を外套の隠袋から取り出して」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)
 
- ② 玄関の上がり口、床の間、縁側など、床(ゆか)の面の端を隠すための化粧横木。店框、上り框、床框、中棚框、縁框、踊場框、舞台框、腰掛框、前框など。- [初出の実例]「宗及、宗湛両人ふか三畳大目、床 杉のかまち 竹葉にてふきて」(出典:宗湛日記‐天正一五年(1587)正月一一日)
 
- ③ 既に寸法が定まって作られている、檜(ひのき)製の細長い材木。指物師が用いる。〔日本建築辞彙(1906)〕
- ④ 石工の道具の一つ。一方がとがった大型のかなづち。〔日本建築辞彙(1906)〕
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    框
かまち
        
              
                        建築用語。(1)窓、障子、襖(ふすま)などの建具の周囲の枠。上(あが)り框、下(さが)り框、重ね框、掛引き框、出合い框などの種類がある。(2)床(ゆか)に段差があるとき、床の面の端を隠すために用いる化粧横木。上り框、床(とこ)框、縁(えん)框、店(みせ)框、中棚框、舞台框、踊場框などがある。(3)丹後(たんご)(京都府北部)地方産のヒノキ材の規格。指物師(さしものし)の用いる大框、中框、小框のこと。(4)畳の短辺、すなわち畳縁(たたみべり)をつけない部分、畳表を巻き込む部分。(5)石工の道具で、一方がとがった大形の金槌(かなづち)。
[中村 仁]
                                                          
     
    
        
    出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
	
    
  
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    普及版 字通
                            「框」の読み・字形・画数・意味
                    
                
		
                    框
10画
        
              
                        [字音] キョウ(キャウ)
[字訓] かまち・わく
[字形] 形声
声符は匡(きよう)。匡は枠どりしたもの。
[訓義]
1. かまち、門や窓のわく組み。
2. 棺の入口。
3. 制限、束縛。
                                                          
     
    
        
    出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
	
    
  
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                    框【かまち】
        
              
                        (1)窓,障子,とびらなどの周囲のわくをいう。(2)床(とこ),縁などの板の切断面を隠すための化粧用の横木。床框,縁框など。→上がり框
→関連項目唐戸|見付
                                                          
     
    
        
    出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
	
    
  
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                    かまち【框】
        
              
                        ➀床板などの切断面を隠すために取り付ける化粧用の横木。玄関などの上がり口に付ける上がり框、床の間に付ける床框(とこがまち)、縁板(えんいた)の先に付ける縁框(ふちがまち)など。
➁扉・障子などの建具の四周に取り付ける枠。◇建具を設置するために、壁などの建物の構造体側に設ける枠は「額縁(ケーシング)」という。
                                                          
     
    
        
    出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報
	
    
  
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                    框
かまち
        
              
                        建築用語。次のようなものがある。 (1) 床間の周辺を押える化粧材 (床框) 。 (2) 玄関,土間などから段差のある床の周辺を押える化粧材 (上がり框,縁框,店框,舞台框など) 。 (3) 建具の構造材で縦框,横框があり,さらに上框,中框,下框に細分される。一般には周囲の枠をいう。 (4) 畳の短辺の畳縁をつけない部分をいう。 (5) その他,物の周辺部を形成するものをいう。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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                    框
        
              
                        床に段差がある場合、高いほうの床の端に取り付ける化粧の横材。場所により呼び名が異なり、上がり框(玄関ホールなどの上がり口部分)、床框(とこがまち。床の間の前端)、縁框(縁側の外部側)などがある。
                                                          
     
    
        
    出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報
	
    
  
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