森厳(読み)シンゲン

デジタル大辞泉 「森厳」の意味・読み・例文・類語

しん‐げん【森厳】

[形動][文][ナリ]秩序整然としていて、おごそかなさま。「森厳な境内」
[類語]厳か厳粛粛粛厳然荘厳荘重重厚重重しい物物しい厳めしい厳としてげん重量感どっしりずっしりずしりずしっとどっかとがっしり重み広量堂堂大度太っ腹マッシブ

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精選版 日本国語大辞典 「森厳」の意味・読み・例文・類語

しん‐げん【森厳】

〘形動〙 秩序正しくおごそかなさま。きわめて厳粛であるさま。ひじょうにきびしいさま。荘厳(そうごん)
※宝覚真空禅師録(1346)坤・虎関和尚病中頌軸序「句法森厳、使人圭復
※両足院本山谷抄(1500頃)五「此炉から烟の立たに対すれば、心が森厳になるぞ」 〔新唐書‐文芸伝〕

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普及版 字通 「森厳」の読み・字形・画数・意味

【森厳】しんげん

おもおもしい。唐・杜牧〔朱坡〕詩 偃蹇(えんけん)(臥す姿)として、老い 森嚴として、竹陳(陣)齊(ひと)し 小、娃(みめよ)く語らんと欲し 幽筍(いうじゆん)、穉(わか)くして相ひ攜(たづさ)ふ

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