検覈(読み)ケンカク

デジタル大辞泉 「検覈」の意味・読み・例文・類語

けん‐かく【検×覈】

[名](スル)《「覈」はしらべる意》厳しく調べること。
「世の心性の理を剖析ぼうせき―する者」〈逍遥・美とは何ぞや〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「検覈」の意味・読み・例文・類語

けん‐かく【検覈】

〘名〙 (「覈」はしらべる意) 厳しく調べること。くわしく調べること。
※玉石志林(1861‐64)三「此地方の甚だ高崇ならざるを検覈したる一事は」 〔後漢書‐劉隆伝〕

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普及版 字通 「検覈」の読み・字形・画数・意味

【検覈】けんかく

実否をしらべる。〔後漢書、劉隆伝〕是の時、天下の墾田多く實を以てせず。~(建武)十五年、州郡に詔下し、其の事を檢覈せしむ。

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