横安江町(読み)よこやすえちよう

日本歴史地名大系 「横安江町」の解説

横安江町
よこやすえちよう

[現在地名]金沢市安江町やすえちよう瓢箪町ひようたんまち

安江町の中間から北へ延びる通りの両側町。元禄九年(一六九六)の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)には本町・地子町の二ヵ所に町名がみられるが、本町の地が目細めぼそ小路と称されて当町にあたる(金沢古蹟志)。同三年の金沢火災では横安江町・安江町・下堤しもつつみ町の三町で二七軒が焼失(「続漸得雑記」加賀藩史料)。文化八年(一八一一)の家数は組合頭小間物屋吉兵衛組三〇(乗善寺上地町分の一部を含む)、松任屋藤七組七、肝煎は茂兵衛・冬助。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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