横石藤七兵衛(読み)よこいし とうしちべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横石藤七兵衛」の解説

横石藤七兵衛 よこいし-とうしちべえ

1713-1800 江戸時代中期-後期陶工
正徳(しょうとく)3年生まれ。横石左衛門(金久永弟子)の3代久七兵衛の次男。肥前平戸領(長崎県)内の陶窯木原山ではたらく。元文のころ肥後(熊本県)天草郡深江村で天草石(石英粗面岩)を発見,それを原料磁器をつくる。以来,木原焼の名がひろまった。寛政12年死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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