櫛田琴山(読み)くしだ きんざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「櫛田琴山」の解説

櫛田琴山 くしだ-きんざん

1675-1742 江戸時代前期-中期儒者
延宝3年生まれ。櫛田可懶(からん)の弟。櫛田菊潭(きくたん)の父。筑前(ちくぜん)(福岡県)の人。貝原益軒の高弟鶴原九皐(きゅうこう)にまなび,福岡藩につかえる。享保(きょうほう)4年朝鮮通信使の接待役をつとめた。寛保(かんぽう)2年11月2日死去。68歳。名は渉。字(あざな)は巨源。通称は平次。別号に水南。著作に「半隠堂集」「緑蓑堂集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android