欠文(読み)ケツブン

デジタル大辞泉 「欠文」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぶん【欠文/×闕文】

一部分抜け落ちたところのある文章。また、その抜けた部分の句や文。

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精選版 日本国語大辞典 「欠文」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぶん【欠文・闕文】

  1. 〘 名詞 〙 文章の字句または文が、一部分ぬけおちていること。また、そのぬけおちた文章。脱文
    1. [初出の実例]「百代の闕文と収め、千載の遺韻を採る〈陸士衡〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. [その他の文献]〔論語‐衛霊公〕

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普及版 字通 「欠文」の読み・字形・画数・意味

【欠文】けつぶん

文が欠落する。

字通「欠」の項目を見る

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