正宗竜統(読み)しょうじゅう りゅうとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正宗竜統」の解説

正宗竜統 しょうじゅう-りゅうとう

1428-1498 室町-戦国時代の僧。
正長(しょうちょう)元年生まれ。東益之(とう-ますゆき)の子。臨済(りんざい)宗。建仁(けんにん)寺の瑞巌竜惺(ずいがん-りゅうせい)に師事し,その法をつぐ。江西竜派(こうぜい-りゅうは)らの教えもうける。建仁寺,南禅寺住持をつとめた。また四六文を希世霊彦(きせい-れいげん)にまなんだ。明応7年1月23日死去。71歳。山城(京都府)出身。別号に蕭庵(しょうあん),禿尾(とくび)。著作に「禿尾長柄帚」「禿尾鉄苕帚」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android