武井浅二(読み)たけい あさじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武井浅二」の解説

武井浅二 たけい-あさじ

?-1842 江戸時代後期の侠客(きょうかく)。
国定忠次養子長槍をたくみにつかい,また日に40里(約157km)をはしることができたという。忠次を役人に密告した伯父の勘助をきって,共謀者とうたがわれた身のあかしをたてた。天保(てんぽう)13年捕らえられ,処刑された。芝居板割の浅太郎のモデルとされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android