死者(読み)シシャ

デジタル大辞泉 「死者」の意味・読み・例文・類語

し‐しゃ【死者】

死んだ人。死人。⇔生者
[類語]故人死人しにん死人しびと死亡者物故者亡き人亡き者犠牲者死傷者土佐衛門

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精選版 日本国語大辞典 「死者」の意味・読み・例文・類語

し‐しゃ【死者】

  1. 〘 名詞 〙 死んだ人。死人。
    1. [初出の実例]「死者が不絶あそこ此に相継てあるを相望と云ぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. 「死者(シシャ)未来永劫生命を有(たも)つといふ信仰」(出典:死(1898)〈国木田独歩〉六)
    3. [その他の文献]〔礼記‐檀弓・下〕

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普及版 字通 「死者」の読み・字形・画数・意味

【死者】ししや

死人。

字通「死」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の死者の言及

【死】より

…ここに,脳死の問題は臓器移植と絡んで社会の論議の対象とされた。日本では1997年10月16日から〈臓器の移植に関する法律〉が施行され,脳死者からの臓器移植が法を基盤として行われることとなった(〈臓器移植〉の項目参照)。 通常,死とは個体の死を意味しているが,これをより細かに観察すると,総体としての個体の死は,必ずしもつねにそのすべての臓器や身体部分の死滅を伴っているとは限らない。…

【葬制】より

…この意味づけは,一方では死生観,他界観,終末論などの観念体系によって,他方では象徴的行動すなわち儀礼の存在によって支えられている。葬制とはこうした死を契機として行われる一連の儀礼にほかならず,したがってこれを死者儀礼と呼ぶこともできる。 人類史上その存在が確認されている最古の葬制は約7万年前のユーラシア西部に住んでいたネアンデルタール人のもとでの埋葬である。…

※「死者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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