残の月(読み)のこんのつき

精選版 日本国語大辞典 「残の月」の意味・読み・例文・類語

のこん【残】 の 月(つき)

浄瑠璃・最明寺殿百人上臈(1699)道行「とりどり色しなを、わけて見せたる雪の空、のこんの月は浮かめども」

のこり【残】 の 月(つき)

明け方、空に残っている月。のこんの月。のこる月。残月(ざんげつ)有明の月。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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