母子餠(読み)ははこもちい

精選版 日本国語大辞典 「母子餠」の意味・読み・例文・類語

ははこ‐もちい ‥もちひ【母子餠】

〘名〙 (「はわこもちい」の時代も) 母子草若葉をつきまぜた餠。昔、三月三日につく風習があった。ははこもち。
和泉式部集(11C中)上「花の里心も知らず春の野にいろいろ摘めるははこもちゐぞ」

ははこ‐もち【母子餠】

〘名〙 (「はわこもち」の時代も) =ははこもちい(母子餠)〔俳諧・清鉋(1745頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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