二つまたはそれ以上の対象を種々の観点から観察し、それらの類似性ないし同一性、および差異性を明らかにする思考の働き。比較は、自然科学で実験法と並んで、確実な知識を得るための方法とされ、すでに古代において動植物の類型的分類のために用いられ、発展した。19世紀以来、精神科学の諸分野、たとえば言語、法律、宗教、芸術などの研究にも適用され、成果をあげている。晩年のディルタイでは、比較は、諸世界観の類型化とそれらの展開・交錯の理解にもっとも有効な方法とされる。現代の哲学的解釈学では、比較は精神科学独自の歴史性を覆うと批判される。ガダマーは、『真理と方法』で「比較の本質は、このものもあのものも意のままにする認識主観性の非束縛性をすでに前提している」と述べている。しかし歴史的意識の有限性を自覚し、解釈学的手続を経たうえでなら、比較はやはり精神科学でも、とくに異文化の相互理解のために有効な方法であろう。
[小田川方子]
祿の登らざるは、信(まこと)に天命に由る。須求して趨競(すうきやう)し、羞慚(しうざん)を
みず。材能を比
し、功伐(功績)を斟量し、色を
(はげ)しくし聲を揚げ、東怨西怒す。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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