水村美苗(読み)みずむら みなえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水村美苗」の解説

水村美苗 みずむら-みなえ

1951- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和26年生まれ。12歳で渡米。エール大大学院修了後,帰国。ミシガン大,のちスタンフォード大の客員教授をつとめる。平成2年夏目漱石の「明暗」の続編を「続 明暗」で創作し,芸術選奨新人賞。7年2作目の「私小説―from left to right」が野間文芸新人賞。15年には3作目の「本格小説」で読売文学賞。21年「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」で小林秀雄賞。24年「母の遺産 新聞小説」で大仏(おさらぎ)次郎賞。夫は経済学者の岩井克人。東京都出身。エール大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android