池之内古墳群(読み)いけのうちこふんぐん

日本歴史地名大系 「池之内古墳群」の解説

池之内古墳群
いけのうちこふんぐん

[現在地名]桜井市大字池之内

池之内集落南方の丘陵、北に延びる尾根上に営まれた古墳群。昭和四五年(一九七〇)農業大学校の建設に際して発掘調査。東西に並行しそれぞれ北に延びる低い尾根上に一基と六基、計七基が確認された。いずれも円墳で、尾根頂部の自然地形を利用するため、一般に盛土はきわめて少なく、墳丘輪郭もはっきりとせず高さも低い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android