沐浴海綿(読み)モクヨクカイメン

デジタル大辞泉 「沐浴海綿」の意味・読み・例文・類語

もくよく‐かいめん【×沐浴海綿】

モクヨクカイメン科の海綿動物。体は褐色または黒色塊状で、海綿質が発達し、骨片はない。地中海カリブ海フィリピンなどに分布乾燥・漂白して事務用品・化粧用スポンジなどに用いる。ゆあみかいめん。

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精選版 日本国語大辞典 「沐浴海綿」の意味・読み・例文・類語

もくよく‐かいめん【沐浴海綿】

  1. 〘 名詞 〙 モクヨクカイメン科の海綿動物。沖縄近海、地中海、フロリダなどの暖海にすむ。形は塊状で、径一五~二〇センチメートル程度のものが多い。表面に多数の突起があり、外側は黒色か黒褐色で、内部は肉色。表面に多くの穴や溝がある。骨格繊維は軟らかく、弾性があるので、精製加工して、事務用品、化粧用品などに用いる。ゆあみかいめん。浴用海綿。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「沐浴海綿」の解説

沐浴海綿 (モクヨクカイメン)

学名Spongia officinalis
動物。モクヨクカイメン科の海産動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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