油坂地方東町・油坂地方西町・油坂村(読み)あぶらさかじかたひがしまち・あぶらさかじかたにしまち・あぶらさかむら

日本歴史地名大系 の解説

油坂地方東町・油坂地方西町・油坂村
あぶらさかじかたひがしまち・あぶらさかじかたにしまち・あぶらさかむら

[現在地名]奈良市油阪あぶらさか町・油阪地方町・大宮おおみや町一―四丁目

油坂村は芝辻しばつじ村の南、三条さんじよう村の北に位置し、油坂町に接する。慶長郷帳では村高五六九・五〇三石で幕府領。のち油坂町の進展により、寛永一一年(一六三四)一一・四〇五石が南都町屋敷として地子を免除された。これが後世さらに発展する油坂地方東町・油坂地方西町である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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