法の門(読み)ノリノカド

デジタル大辞泉 「法の門」の意味・読み・例文・類語

のり‐の‐かど【法の門】

《真実の悟りに至る門の意》仏の教え。法門ほうもん
「―に心を入れて思ふかなただうき世をば出づべかりけり」〈続後拾遺釈教

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法の門」の意味・読み・例文・類語

のり【法】 の 門(かど)

仏の教え。仏法のことで、それによって真実のさとりに通ずるところからいう。法門(ほうもん)
玉葉(1312)釈教・二七〇四「尋ね入る道とはきけど法の門開けぬものは心なりけり〈藤原実兼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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