波戸横丁(読み)はとよこちよう

日本歴史地名大系 「波戸横丁」の解説

波戸横丁
はとよこちよう

[現在地名]大村市西本町にしほんまち 上波戸かみはと下波戸しもはと

波戸丁北西に位置する。「大村郷村記」によれば本町筋のうちで、町並は波戸丁通の方入口から浜丁出口角の水道までの長さ四四間三尺余、幅は入口二間余で出口一間余。文政七年(一八二四)町内に百姓の宿泊施設として村宿長屋が建てられ、その敷地は表口三六間三尺・裏手三五間三尺・東脇一五間五尺・西脇一七間の約六〇〇坪で、建坪六三坪の総二階瓦葺であった(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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