津山古図(読み)つやまこず

日本歴史地名大系 「津山古図」の解説

津山古図(万治町絵図)
つやまこず

五四・五×七六センチ

写本 津山郷土博物館

解説 津山城下大年寄を勤めた玉置家旧蔵の絵図を、明治一三年矢吹正則が墨一色で写したもの。書写当時万治年中の作と推定された。城下中央部と西部を記し、宮川以東の武家屋敷地町人町、および西端の町人町は描かれない。武家屋敷地の一部と、西寺町の寺院街のうち半数の寺名の記載がない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android