デジタル大辞泉 「活躍」の意味・読み・例文・類語 かつ‐やく〔クワツ‐〕【活躍】 [名](スル)1 めざましく活動すること。「社会の第一線で活躍する」2 勢いよく躍りはねること。「無用の長物を利用して一大―を試みた所が」〈漱石・吾輩は猫である〉[類語]奮闘・奔走・刻苦・精進・粉骨砕身・活動・動き・運動・行動・生動・蠢動しゅんどう・躍動・奔走・動く・動き回る・働く 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「活躍」の意味・読み・例文・類語 かつ‐やくクヮツ‥【活躍】 〘 名詞 〙① 勢いよくおどること。活発にはねまわること。[初出の実例]「苦しがって羽根を振(ふる)って一大活躍を試みる事がある」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)② 大いに手腕をふるうこと。大いに活動すること。[初出の実例]「其慓悍が今蒙古と新しい関係が付いた為、頗る活躍してゐる」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石〉一三)③ 生き生きと活動すること。躍動。[初出の実例]「これまで私の述べ来った諸種の事情を背景として読む時は、多少当時の光景を活躍せしむるに足るのみならず」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例