浅海原村(あさなみはらむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「浅海原村」の解説

[現在地名]北条市浅海原

東は浅海本谷（あさなみほんだに）村、西は下難波（しもなんば）村、南は萩原（はぎわら）村・上難波（かみなんば）村・中通（なかどおり）村。三方を山に囲まれた海辺の村で、天正年間（一五七三―九二）まで浅海本谷村と同一村であった（伊予国風早郡地誌）。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳（一六四八）の風早（かざはや）郡の項に「浅海原村　日損所」とみえ、村高は一七九石一升七合、うち田方一六六石二斗八升六合、畑方一二石七斗三升一合とあり、稲作中心の村で漁業も盛んであった。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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