昭和期の映画監督
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
映画監督。兵庫県生まれ。名古屋大学卒業後、1954年(昭和29)日活に入社。貧しさに負けず生きていく少年少女群像を、公式的な社会批判に堕することなくさわやかに描いた処女作『キューポラのある街』(1962)で注目された。この「いかに生くべきか」の人生論的主題は『非行少女』(1963)では女主人公の号泣しながらの旅立ちを、『私が棄(す)てた女』(1969)では棄てられた女の無言の悲しみを、情感豊かに強調することでさらに内省化された。五木寛之(ひろゆき)の同名小説の映画化『青春の門』(1975)、『青春の門・自立篇(へん)』(1977)ではこの問いかけがより多面的な相のなかで扱われている。
[佐伯知紀]
キューポラのある街(1962)
非行少女(1963)
私が棄てた女(1969)
青春の門(1975)
青春の門 自立篇(1977)
龍の子太郎(1979)
太陽の子てだのふあ(1980)
暗室(1983)
夢千代日記(1985)
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加