浪岡八幡宮(読み)なみおかはちまんぐう

日本歴史地名大系 「浪岡八幡宮」の解説

浪岡八幡宮
なみおかはちまんぐう

[現在地名]浪岡町浪岡

浪岡中心街の北東林本はやしもとにあり、浪岡城跡に隣接する。祭神誉田別命、旧県社。正称は行岳菟狭なみおかうさ大神宮。祭日は八月一五日。

津軽一統志」に、縁起を「人王五十代桓武天皇延暦十二年三月坂上田村麻呂建立、往古奥州津軽荒磯郷行岳号別当如意山宝妙院、何時歟退転而今曰無寺、長禄三年八月十五日之縁記詳誌之、因楮紙旧而寛永六年因信牧公競望、高野山沙門覚応法印補之、花山院四位少将忠長卿書之」と記した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android