浮逃・浮宕(読み)ふとう

精選版 日本国語大辞典 「浮逃・浮宕」の意味・読み・例文・類語

ふ‐とう ‥タウ【浮逃・浮宕】

〘名〙 奈良平安時代課役負担を逃れるため公民本貫(ほんがん)の地を離れて他郷へ流出すること。
令義解(718)戸「凡浮迯絶貫。〈謂。浮者。浮浪也。迯者。迯亡也〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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