海蛍(読み)ウミホタル

デジタル大辞泉 「海蛍」の意味・読み・例文・類語

うみ‐ほたる【海蛍】

ミオドコパ目ウミホタル科の甲殻類太平洋沿岸の内湾によくみられる。体の両側に2枚の石灰質の殻をもち、殻長3ミリほど。夜間に活動し、体内から分泌された発光物質が海水に触れて青白く光る。

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精選版 日本国語大辞典 「海蛍」の意味・読み・例文・類語

うみ‐ほたる【海蛍】

  1. 〘 名詞 〙 ウミホタル科に属するミジンコ一種。体内から分泌される発光物質が海水にふれると青白く光るところからこの名がある。長さ約三ミリメートルの楕円形をした二枚の灰白色の殻の中にエビのような体がはいり、触角や脚を殻の外に出して泳ぐ。太平洋の浅海に多く、昼間は砂にもぐり、夜は魚の腐肉に集まる。あんけら

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海蛍」の解説

海蛍 (ウミホタル)

動物。ウミホタル科の海産発光動物

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