消息子(読み)ショウソクシ(その他表記)probe

翻訳|probe

デジタル大辞泉 「消息子」の意味・読み・例文・類語

しょうそく‐し〔セウソク‐〕【消息子】

耳かき。
食道・尿道・子宮などに挿し込んで用いる、細い管状の医療器具。ゾンデ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 小野 名詞

精選版 日本国語大辞典 「消息子」の意味・読み・例文・類語

しょうそく‐しセウソク‥【消息子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 創孔または膣内の状況をさぐる針状の細長い金属棒。探針。ゾンデ。ブージー。〔医語類聚(1872)〕
  3. 耳孔を掃除するもの。耳かき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「消息子」の意味・わかりやすい解説

消息子 (しょうそくし)
probe

体内の管状の部分内部を調べるための医療器具。曲げやすい軟らかい金属でできた細い棒で,先端は丸く鈍頭になっている。外科領域で用いられるゾンデSondeと同義語。主として,傷の瘻孔(ろうこう)の方向,長さ,盲端の壁の状態などを調べるために用いられる。調べる場所に応じて,金属棒の太さ,長さ,形態が多少異なる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「消息子」の意味・わかりやすい解説

消息子【しょうそくし】

ゾンデとも。生体管腔の部分や傷の瘻孔(ろうこう)の内部の見えないところの状態を調べる目的に使われる器械。一般には金属性の細いやや柔らかい棒状のもの。胃液等を検査する目的で胃の中に挿入するゴム管を胃消息子ということもある。→カテーテル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android