添え(読み)ソエ

デジタル大辞泉 「添え」の意味・読み・例文・類語

そえ〔そへ〕【添え/副え】

そえること。また、そのもの。
付き従うこと。補佐
「―になって力をしてはくれまいか」〈露伴五重塔
おかず副食物
(副え)生け花役枝やくえだの一。真の枝にそえて、それを引き立たせる枝。
主たるものにそう部分。かたわら。わき。
「かたやまの―にうづみ給ひぬ」〈宇治拾遺・一五〉
添え髪」の略。
「髪はわづかなるを、いくつか―入れて」〈浮・一代女・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「添え」の解説

そえ【添え】

料理で、飯のおかず。
一つの料理で、主たるものに取り合わせて添えるもの。季節感などの趣(おもむき)を添え、味を引き立てる。焼き魚に添えるはじかみなど。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

盆栽用語集 「添え」の解説

添え

飾りの中で、主木に対して飾られるものの総称。軽妙な雑木や花もの・実もの、あるいは山野草類などが用いられ、主木を引き立てる役目を果たす。

出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android