清樾(読み)せいえつ

精選版 日本国語大辞典 「清樾」の意味・読み・例文・類語

せい‐えつ ‥ヱツ【清樾】

〘名〙 (「樾」はこかげの意) きよらかなこかげ。すずしいこかげ。清陰
※鳳啼集(1654頃)緑樹「仰視千万樹、清樾覚微凉
江戸繁昌記(1832‐36)四「清樾間、薔薇紅を沁し猶余春を携ふ」 〔蘇軾‐中秋月詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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