清虚(読み)せいきょ

精選版 日本国語大辞典 「清虚」の意味・読み・例文・類語

せい‐きょ【清虚】

〘名〙 (形動) 心が清らかで、汚れなどがまったくないこと。心が潔白でわだかまりのないこと。また、そのさま。
経国集(827)二〇・下毛野虫麻呂対策文「原夫公渉清虚、契帰於独善
養生訓(1713)二「神気をいさぎよくし、飲食をすくなくして、腹中を清虚にす」 〔漢書‐叙伝上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「清虚」の読み・字形・画数・意味

【清虚】せいきよ

清らかで淡白。〔漢書、叙伝上〕(班彪従兄)嗣、~老嚴(荘)のを貴ぶ。桓生()其の書を借らんと欲す。嗣報じて曰く、夫(か)の嚴子の(ごと)きは、智、修生保眞、澹泊(たんぱく)、之れを自然に歸す。~人の罔(あみ)に(かか)らず~と。

字通「清」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android