清野帳(読み)せいのちょう

精選版 日本国語大辞典 「清野帳」の意味・読み・例文・類語

せい‐のちょう ‥のチャウ【清野帳】

〘名〙 江戸時代検地の際、測量した田畑の品等・反別名請人等をその場で書き留めた野帳を、整理して浄書した帳簿検地帳基礎となるもの。清帳(せいちょう)
※財政経済史料‐二・経済、検地、条例及検地扱方・享保二〇年(1735)五月「清野帳は旅宿にて帳付書之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android