渾然(読み)コンゼン

デジタル大辞泉 「渾然」の意味・読み・例文・類語

こん‐ぜん【×渾然/混然】

[ト・タル][文][形動タリ]
すべてがとけ合って区別がないさま。「映像音楽が―一体となってかもし出す雰囲気
性質が円満で欠点のないさま。
「ようやく―たるものを生み出すべく」〈中島敦李陵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「渾然」の読み・字形・画数・意味

【渾然】こんぜん

完全にまとまる。唐・韓〔襄陽于相公に上(たてまつ)る書〕閣下超卓奇材ひ、雄剛の俊(やしな)ふ。渾然天岸(はんがん)(際限ること無し。

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