湧ヶ淵（読み）わきがふち

日本歴史地名大系「湧ヶ淵」の解説

[現在地名]松山市宿野町

石手（いして）川上流の景勝地。両岸に奇岩が重畳して河水は淵となり、また急流となり、渓谷美を現している。湯山（ゆのやま）村の庄屋であった三好家記によると、この淵に大蛇がすみ、美女に化けて村民に害を与えたので、鉄砲の名手であった三好秀吉の長男蔵人之助秀勝が、この大蛇を退治したという。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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