精選版 日本国語大辞典 「湯加減」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐かげん【湯加減】 〘名〙① 湯の温度。また、茶の湯・薬湯などの適当な温度。※俳諧・大海集（1672）三「湯加減のあつき新茶や極すすり〈友清〉」② 特に、風呂の温かさの程度。※吾輩は猫である（1905‐06）〈夏目漱石〉七「番頭さんや、どうか湯加減をよく見て上げてな」③ 刀剣など刃物の焼入れの際に、赤く熱した刃物を投入する水の温度の調節。※雑俳・楊梅（1702）「湯かげんを教へぬ鍛冶の弟子に来」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
