湯岡村(読み)ゆのおかむら

日本歴史地名大系 「湯岡村」の解説

湯岡村
ゆのおかむら

[現在地名]小浜市湯岡・南川みなみかわ町・駅前えきまえ

東は南川を隔てて木崎きざき村、西は伏原ふしはら村。丹後街道東西に通る。「若狭郡県志」に「属今富庄元謂稲岡村、中世山下温泉湧出故改号湯岡俗謂温泉称湯」とあり、「若狭国税所今富名領主代々次第」は文和二年(一三五三)七月のこととして「稲岡ノ城郭をかまへて」と記す。弘治二年(一五五六)六月の明通寺鐘鋳勧進算用状(林屋辰三郎氏蔵)にも「五十文 いなおか村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android