火明・灯明(読み)ひあかり

精選版 日本国語大辞典 「火明・灯明」の意味・読み・例文・類語

ひ‐あかり【火明・灯明】

〘名〙
① 燃える火の明るい光。また、その明るさ。
歌舞伎桜姫東文章(1817)四幕「赤子小袖の裾を焚火にあぶる思入れ。この火あかりにて傘に書きし文字を」
ともしびのあかり。
※酒ほがひ(1910)〈吉井勇〉夢と死と「月の出か都の遠き灯(ひ)あかりかそれはともあれ君とながむる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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