灯籠草（読み）とうろうそう

精選版 日本国語大辞典

とうろう‐そう‥サウ【灯籠草】

1. 〘 名詞 〙
2. ① 植物「ほおずき（酸漿）」の異名。〔書言字考節用集（1717）〕
3. ② ベンケイソウ科の多年草。熱帯アメリカ・アフリカ・熱帯アジアに広く分布し、観賞用に栽培される。高さ約一メートル。葉は長柄をもち対生し、ふつう三枚の小葉からなる。各小葉は卵形で縁に鋸歯(きょし)がある。葉縁から不定芽を生じて繁殖する。早春、大きな袋状のがくに包まれ先が四裂した筒状の花を数個つけ下向きに咲く。がくは淡黄緑色で紅紫色の斑点があり、花は紅色を帯びる。セイロンべんけい。セイロンベンケイソウ。

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

灯籠草 (トウロウソウ)

学名：Bryophyllum pinnatum
植物。ベンケイソウ科の多年草

灯籠草 (トウロウソウ)

植物。ナス科の多年草,園芸植物,薬用植物。ホオズキの別称

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」