点・灯・燃(読み)とぼす

精選版 日本国語大辞典 「点・灯・燃」の意味・読み・例文・類語

とぼ・す【点・灯・燃】

〘他サ四〙
① ろうそく、灯心などに点火する。あかりをつける。ともす。
※守護国界主陀羅尼経平安中期点(1000頃)「夜暗の中に而も大火を然(トホセる)がごとし」
男女が交合する。性交する。〔譬喩尽(1786)〕
[語誌]⇒「ともす(点)」の語誌

とぼ・る【点・灯・燃】

[1] 〘自ラ五(四)〙 照明の火がつく。あかりがつく。ともる。
浮世草子西鶴織留(1694)六「油でも火がとぼる物かと不思義を立る」
[2] 〘自ラ下二〙 (一)に同じ。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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