無住道暁(読み)ムジュウドウギョウ

デジタル大辞泉 「無住道暁」の意味・読み・例文・類語

むじゅう‐どうぎょう〔ムヂユウダウゲウ〕【無住道暁】

[1227~1312]鎌倉後期の臨済宗の僧。鎌倉の人。号、一円天台真言を学び、円爾えんにに師事して臨済禅を修め、のち、尾張長母寺を開山した。諡号大円国師。著「沙石集」「雑談ぞうだん集」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「無住道暁」の解説

無住道暁 むじゅう-どうぎょう

1227*-1312 鎌倉時代の僧。
嘉禄(かろく)2年12月28日生まれ。臨済(りんざい)宗。梶原景時子孫という。天台,真言ほか諸宗をおさめ,東福寺の円爾(えんに)の印可をうけた。尾張(おわり)(愛知県)長母寺の中興開山(かいさん)。笑話,物語をこのみ,仏教説話集「沙石(しゃせき)集」「雑談(ぞうだん)集」などをあらわした。正和(しょうわ)元年10月10日死去。87歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。房号は一円。諡号(しごう)は大円国師。
格言など】道を学ばんと思わば貧を学べ貧なることを悦ぶべし

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「無住道暁」の意味・わかりやすい解説

無住道暁
むじゅうどうぎょう

無住

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